雨夜花(小說局部)10
「藤川さん、大丈夫?」
「同情しね!」
「何なんなの?私は好意だよ。」
「賢さん、行こう。」
「何?」
「早く、同情しないで。」
「どうして?」
「思いやりよ!同情されたら彼の気分はどうなろう?相手の気持ちを考えてください。」
「いや、でも助けが必要時助けないのはこちの不義じゃ。」
「まだ分からない?同情されたら本当に負けるの意味だよ。」
「ハ?じゃ、見捨てるの?それは冷たいじゃ。」
「もう、いいから余計なことをしないて。」
「余計なこと?人間として基本的な関心は余計なこと?何だそういう思いやりで、おかしいじゃ。」
「あんた!何も分からない!とりあえず行こうよ。」
「お互いに頑張りましょう。」
「はい、頑張りましょうね。」「そうだ、賢さん台湾のご住所貰おうか、手紙書きます。」
「あ、そうね。」「いや、連絡はいい。」
「どうして?」
「…うち奥さんいるから、女性と手紙通うなんて……、女房に余計な考えをさせない方が……。」
「でも、私たち何もないじゃない?ただの音楽同士でしょう?」
「……だから要りませんだ。音楽同士なら、音楽で連絡しましょう。今台湾人が作る音楽は全部日本で録音するので、この道続けば私たちいつか絶対会うはずです。」
「そう……、」「でもこれは……やはり私は女だからね、男なら、手紙ぐらいの連絡はきっと大丈夫でしょう。」
「……。」
「賢さんはいいなぁ、奥さんがいるで、後ろから支えてくれる人が居て羨ましい。今日賢さんが帰って、ここから私の音楽は誰にも支えてくれないの……。」
「……じゃ……。」「こちの歌を聞いて。」
「何?」
「台湾の音楽を聴きなさい、私は、音楽で富美江さんの夢を応援します。」「……。ま、そうね、私たち作曲家ですから。」
「では、約束します。」
「はい、約束します。音楽で連絡しましょう。」
(待續.....)